知らなきゃ損!株主優待制度

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みなさん、株主優待ってご存知ですか?
株を買うと、企業によっては扱っている商品や、サービスの無料券や割引券などがもらえるお得な制度になります。

主婦の方などは、いつも行ってるスーパーの割引券など目当てに、株を買う方なんかもいらっしゃいます。

この記事では、そんなお得な株主優待の貰い方などのルールを書いていきます。

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株主優待の貰い方

まず証券会社に口座開設をして、お目当の会社の株式を買います。

定番と言われるオリエンタルランドの株を例にとってお話します。

オリエンタルランドというと、東京ディズニーランド東京ディズニーシーを運営している会社です。
なんとこの会社の株を持っていると、ランド・シーで利用可能な1デーパスポートがもらえます。

最低条件は、3月末日に100株保有です。
2020/6/7時点での株価は15,320円
100株ですと、1,532,000円になります。

1デーパスポート貰う為に153万もかかるの??
という方もいらっしゃいますが、株主優待を貰ったからといって、その会社の株が消えるわけではありません。
むしろずっと持ち続けて次の年になれば、株主優待の条件が変わっていなければ、また貰えるという事になります。

どの企業がどういった株主優待をやっているか否かは、インターネットやYahooファイナンス等で検索するとすぐ出てきますので、わかりやすいと思います。

権利付き・権利落ち日

先ほどのオリエンタルランドの例でいうと、3月末日に株を所持している事が条件です。
株を買うと受け入れるのに3営業日かかります。

営業日というのは、東京証券取引所がやっている日、簡単に言うと土日祝日以外の平日ということになります。

2020年の3月ですと、3/27の15時までに買わないと貰えません。
この日の事を、権利付き日といいます。

また次の営業日の事を、権利落ち日と呼びます。
3/30の事ですね。

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気を付ける点

株価の変動

権利付き日の前あたりには、株価は上がる傾向にあります。
逆に権利落ち日は、株価が落ちる傾向にあります。
株主優待を狙った取引が増えますからね。

株価の変動要因は、もちろんこの他にも色々ありますが、頭に入れておくようにしましょう。

例:3月末日権利付き銘柄
3/27の15時(大引)で買って、3/30の9時(寄付)で売っても株主優待の権利を受け取る事ができます。

配当金

これはお得な点でもあるのですが、1番気をつけるべき点でもあります。
それは、株主優待と配当金の権利付き日は一緒の事がほとんどという事です。

これは何を意味するかというと、たくさん配当金を貰える企業は特に、権利付き日周辺では株価の上下が大きくなる可能性があるという事です。

株主優待だけを目当てに取引する人だけではないので、十分注意しましょう。

上手いやり方

株主優待が欲しいと思った方は、権利付き日の月に買おうという方が多いと思います。
しかしそれによって株価の上下に巻き込まれてしまう事もあるでしょう。

なので、お目当の企業があった場合、いっその事権利落ち日以降に買って、しばらく我慢するというのが一つの手だと思います。

もしくは3月末日であれば、2月までに買うなど、少し前に動いておくというのも良いでしょう。

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