初めて株式を選ぶ時の3つのポイント

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この記事では

「株式を初めて買ってみよう!」

と思った方が、最初にどのような観点で銘柄を選べばよいかのポイントを書いていきます。

[株式で大切な8つの基礎知識][知らなきゃ損!株主優待制度][株式の賢い買い方・売り方]

と併せて読んでいただくと、理解が深まると思います。

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テーマを決めよう

株式を選ぶ際に最も重要だといえる部分です。

テーマというのは、

・株式で儲けたいのか
・株主優待を楽しみたいのか

です。

その後、株式で儲けたいという方は

・長期的に保有する
・短期売買で儲けていく

に分かれてきます。

なぜテーマ分けをするか

株主優待を受け取りながら株価上昇で儲ける事や、短期売買をする予定で購入した株式を長期保有に切り替えるという事は、もちろん自由です。

株主優待を受け取りながら株価上昇で儲ける

株主優待銘柄というのは、小売業やサービス業、外食産業など比較的に内需銘柄が多いです。

内需とは、国内向けの経済活動のことです。自動車のように海外輸出などが多い企業は外需と呼びます。

株式相場は内需系が強いタイミングがあれば、外需系が強いタイミングもあります。

その為、優待の内需だけに限定した取引などでは、選択の幅がかなり狭まります。

優待ももらい株価の上昇も取っていくという事は、なかなか難しいでしょう。

短期売買を長期に保有に切り替える

短期売買というものは、日々の値動きを見て取引することが多いです。
すなわち会社の将来性や業績などを、あまり見ずに取引することも多々あります。

短期目線で買った会社を長期に変えるというのは、対象の会社に余程良いニュースが出た時になるでしょう。

そこを見極めるのはプロでも至難の業です。

このように最初に決めたテーマからブレてしまうと、なかなか結果を出すのは難しくなってしまう可能性があります。

ルールを決めよう

最初に決めたテーマ通り、株主優待だったら基本的に長期保有。

短期売買だったら目標の値上がり率を自身で決めて(例えば5%上昇など)、そこまで上昇したら売却するなどのルールを決めて取引した方が良いでしょう。

唯一、長期目線で買った会社が短期的に値上がりした場合は、ルールを無視して売却しても良いと思います。

なぜルールを決めるかというと、どの運用においても売り時が非常に難しいからです。

初めての運用において、臨機応変に動ける方はまずいないと思います。

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テーマ別の考え方

長期で保有する銘柄の考え方

この会社の技術はスゴそう!
この会社の商品知っている!

理由はなんでもいいと思います。

初めての運用において長期で銘柄を保有する場合は

・先行きが明るい
・業績がよさそう、安定していそう
・自分が良く知っている分野、商品を扱っている会社

で選んでいくのが良いでしょう。

理由としては、先行きが明るい・業績が良く安定していれば株価が下落してしまっても、戻ってくる可能性が比較的に高いと思います。

また、知っている分野・商品の会社であれば、何かニュースが出て株価の上下があったとき、そのニュースを比較的理解しやすいからです。

その際は、[株式の賢い買い方・売り方] で書いた方法で取引していくのが、初心者の方にはオススメです。

短期で売買する銘柄の考え方

はっきり言って、初めての投資には不向きです。

なぜならば、会社の先行きの他に日々のトレンドや、チャートという株価グラフも深くかかわってくるためです。

やってみて儲かる事ももちろんあるでしょう。
しかしそこで旨味を知って、後で大きくやられる方はかなり多いです。

よく、「株は危ない」と発言する人は、短期売買を指す人が多いです。

株式とはどんなものかをしっかり理解してから取り掛かるようにしましょう。

短期売買で必要な知識

会社の決算書など業績の部分をもとに分析するのがファンダメンタルズ分析
株価のチャートを用いて分析するのがテクニカル分析

と呼ばれます。

よく、短期売買はテクニカルだけで売買してるという人もいますが、基本的にどちらかに偏ってしまう事は避けましょう。
どちらも重要です。

その上で、投資家心理や流行をニュースや新聞などでキャッチする必要があります。

また知識ではないですが、どれだけ自分が選んだ銘柄に自信が持てるか。
また想像と違う動きをしたら、どれだけ迅速に損切りができるかも重要になってきます。

ここまで網羅してくると、短期売買を自信をもって行えると思います。

株主優待銘柄の考え方

もしかしたら株主優待が一番難しいかもしれません。笑
トレード方法としては[知らなきゃ損!株主優待制度]の上手いやり方に書いたようにやるのがお勧めです。

売り時は

・優待の内容に飽きてしまった時
・優待の利回りと株価の上昇率を比べた時、株価の上昇率が大きくなった時

このどちらか2点に当てはまった際は、売却しても良いと思います。

優待利回りと株価上昇を比べるとは
例すかいらーく 1,822円(2020/6/9時点)
100株で182,200円優待でお食事券が
6月末 3,000円分 12月末 3,000円分 でます。

全部足すと、188,200円になります。

単純に、株価が1,882円以上になった時は優待を貰うよりお得になります。

その時は売却を検討しても良いかもしれないという事です。

この他に配当金もありますので、そこを加味して考えるのもアリですね!

まとめ

ポイントとして分けると、

1.テーマを決める
2.ルールを決める
3.テーマ別の考え方

の3つに分かれます。

その後は、それぞれに応じた考え方を参考にしていただければと思います。

慣れてきた後は

・長期保有と株主優待を資金を分けてやる
・長期保有と短期売買を資金を分けてやる

などを組み合わせたりもして、自分なりの投資スタイルを作っていく事が大切です。

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