コロナ禍で産業革命!歴史的大暴落でチャンス

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先日は、震撼コロナショック!マクロで決まる?投資戦略で5G関連でノキアやエリクソンを話題にあげました。

そして個人的に今回のコロナ禍は、“産業革命(イノベーション)”を加速させるのではないか?と考えております。

また“イノベーション”社会的な“権力”は歴史的に見ると密接に関わっています。

この記事では過去・未来どちらにもフォーカスを当て、どの分野でこれからイノベーションが起きそうなのかを書いていきたいと思います。

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権力の移り変わり

まずざっくり権力の移り変わりというのを歴史的におさらいしていきます。

時代ごとに“権力者”と言われる人が存在します。

日本の歴史で例を挙げると邪馬台国時代の“卑弥呼さま”が最初ですかね?

歴史の授業でも習いましたが、“占い”を使って政治をしていました。

今となっては「そんなことある?」と思いますが、その当時は権力がそこに集中していたという事実があります。

時代の移り変わりの中で、今現在は“科学”が権力を持っている分野なのではないかと思います。

科学というとかなり広い言い方にはなってしまいますが、中でもこの先さらに権力を持っていく分野は“テクノロジー”であろうと感じます。

この先テクノロジーの力を使って、物がインターネットに繋がったり(IoT)、車が自動で運転されるようになったりするわけです。

これがこの後話の中心になってくる「イノベーション(技術革新)」というやつです。

今後の進展が加速していきそうな分野

コロナウイルスの影響で、働き方や消費活動がかなり変わってくると思います。

5G関連やそれに繋がる半導体やIoT関連
FinTech(フィンテック)やキャッシュレス関連
・EC(アマゾンなどのネットでお買い物)
・在宅ワーク(テレワーク)関連
・オンライン診療
・オンライン会議などに使われるアプリなどのツール etc.

ざっと挙げるとこんなところだと思います。

まさに“テクノロジー”です。

かなり月並みで「こういった分野が進んでいきそうなのは知っているよ」と言われそうですが、進展が“加速”していくと考えています。

加速のキーワードは「疫病」「在宅ワーク(テレワーク)」です。

「疫病」と「在宅ワーク」

まず「疫病」にフォーカスを当てましょう。

歴史上を振り変えると“変革”をもたらしています。

14世紀ペストの流行を例に出して話していきましょう。
別名“黒死病”と呼ばれたこの病気は、当時世界人口の4億5000万人中、1億人が亡くなってしまいました。人口の22%です。このタイミングで権力の中心が“教会”から“治安当局”へ
上でも書いたように「権力の移り変わり」が起きたといわれております。

次に「在宅ワーク(テレワーク)」です。

「会社に行かなくても家で仕事はできるよ」そんな思いを抱いていた方は、たくさんいると思います。
おそらく経営者も同じでしょう。

ただ日本特有の性質で、“どこもやっていない”“前例が少ない”“個人情報が…”など、なかなか取り組んでいたとは言い難かったと思います。

しかし今回のCOVID-19によって、“在宅ワーク”という働き方が強制的に一般企業にも「モデルケース」として確立されたのです。

この働き方の改革により自宅にいる事が多くなると、どのような現象が起きるでしょうか。

・インターネットなどの通信量が増える。
・ネットショッピングの利用が更に増える。
・娯楽がゲームや映画、動画鑑賞など”巣ごもり消費”によりシフトする。

など、消費行動に大きく影響を及ぼすと予想できます。

今回も疫病によって在宅ワークや消費行動の変化をもたらし、社会的な権力が“テクノロジー”の分野に、更に集中していくと予測しています。

過去のイノベーション

ここで過去に起こったイノベーションを振り返ってみましょう。
そしてこのイノベーションは株のバブルへとつながっています。

蒸気機関車・鉄道のイノベーション

1769年にスコットランドのジェームズ・ワットという人物が本格的な蒸気機関技術を発明しました。

それを皮切りに1800年代にはリチャード・トレビシックが初の軌道上を走る蒸気機関車を制作したり、ジョージ・スチーブンソンが蒸気機関車を使った公共鉄道の実用化に成功しました

その後、英国では鉄道に対する投資ブームが起こりました。鉄道狂時代と呼ばれています。

1846年には新鉄道会社を設立する法案が272件、議会を通過したようです。この時が鉄道狂時代のピークと言われています。

まさに鉄道株バブルです。

また日本では日比谷公園を設計した本多静六氏。

この方も明治時代に日本で発生した鉄道株バブルにより、大きな財産を築いたといわれています。

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米国でのガソリンエンジンのイノベーション

米国では当初ガソリンエンジンはマイナーな存在でした。

しかしヨーロッパは一早く着手しており、ガソリン車のメーカーは、1890年にドイツのダイムラー、ベンツ、フランスのプジョーの 3 社が主力。

そしてこの時のフランスは生産、販売ともに世界最大で、世界のガソリン車市場を主導していました。

米国の主流は蒸気自動車と電気自動車でしたが、自動車のレースや実験、19世紀後半に石油の埋蔵が大量に発見されたことなどにより、徐々にガソリン車に移っていったのです。

また、米国フォード社の「セルデン特許」についての特許紛争などもきっかけとなり、ガソリンエンジンが結果的に有利になり技術的な進歩を遂げて、米国にも一気に普及されました。

ちなみにこの時、米国の代表的な自動車会社GM(キャデラックやシボレーが有名ですね!)が自動車株のバブルを牽引しました。

米国を中心に起こったインターネット・ITのイノベーション

・1998~1999年の米国の低金利政策の影響で、ベンチャー創業資金や投資の資金の調達が容易になったこと。
・1990年代にEC(アマゾンなどのネットショッピングなど。電子商取引)の台頭

この2点により米国のシリコンバレーを中心にベンチャー企業に拍車をかけました。

ハイテク株が中心のNASDAQの株価チャートを見てみましょう。

1996年は1000前後だったものが、2000年3月10日には5048を付けてピークを迎えています。

しかし、米国の利上げや911の同時多発テロの影響で株価は急落しました。2002年には1000台に戻っています。

この中で多くのベンチャー企業は倒産し、ベンチャーではGoogleやアマゾン、eBayなど一部しか生き残りませんでした。

ただ、名だたる企業です。

まとめ

今回のCOVID-19により、消費行動や働き方の革命が本格的に起きて企業の在り方が変化していくと考えています。

そして株式市場としても、そういった企業に資金が集まってきて“バブル”を起こしてくると考えています。

この上記の2つの事例は、過去の歴史が証明しています。

私達は今、産業革命(イノベーション)を加速させる歴史的瞬間に立ち会っている可能性があるのです!

ぜひ投資の一つの参考にしていただけたらと思います。

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